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2006年07月26日

レバノン停戦への厳しい道のりとゴラン高原の自衛隊

 今度は、国連レバノン暫定軍の基地がイスラエル軍により空爆され4人死亡。アナン事務総長は「明確に示されていた国連の拠点への攻撃だ」と指摘しており、UNIFIL報道官は「25日午後だけで15発の攻撃があり、救出作業中も続いた」と述べています。イスラエルは誤爆で遺憾を表明したようです。このことは、ゴラン高原にいる自衛隊も同様に空爆されて被害に合う危険性が高まっていることを意味しているでしょう。しかし、日本では相変わらずこのことに関する報道を聞くことはありません。我が国の人間も危険にさらされているのです。
 日本の報道機関のレバノン・イスラエル周辺の報道の状況は、ようやくフリーのジャーナリストがレバノン、イスラエル双方に入ったようで、映像やニュースが配信されるようになってきた程度です。一方インターネットでは、正視に耐えない被害者の写真が飛び交っています。
 アメリカは、アメリカにおけるイスラエル人の力への配慮もあり、イラク攻撃やテロへの断固とした態度を示すという自らを正当化させる上でも、イスラエルの侵攻を支持せざるを得ない面もあり、停戦へなかなか進みまないのではないかと思います。

 この地域でまず必要なことはイスラエル、ヒズボラ双方の攻撃停止であるはずです。平和は武力対決が終了しなければ訪れません。あるいは一方が勝利し、占領することで実現されると考えるかもしれません。しかし、現在のイラクの状況が、それが否ということを如実に示しています。けれども、イラク戦争やアフガニスタンへの攻撃以降、武力での問題解決手法を米英を中心に是認する傾向があるようにも感じます。現実的に、私は無抵抗主義の有効性が100%あるとも思えていません。ただ、平和はお互いが攻撃を停止しない限り訪れないということは言えるのではないでしょうか。
 私のある友人の家族は、ヨルダンに引っ越したそうです。今、東京が戦禍に陥り、我々が隣国に避難しなければならないことを想像できるでしょうか。彼らは現実的にそのような状況に陥っています。拉致も侵攻も必要なく、彼らは平和を望んでいます。暴力での解決を望む一部の人間たちによって、多くの人々の平安が壊されることなど必要ないのです。ゴラン高原の自衛隊員も含めて、このような戦争の被害にあって欲しくありません。


 イスラエル軍が国連レバノン暫定軍基地を空爆:ロイター



投稿者 Bab : 2006年07月26日 15:03

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