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2007年09月16日

U.A.E.とカタールの伝統文化

 最近ドバイに行きたいという声を友達からよく聞きます。近年の急速な開発などにより、観光地としても注目されているU.A.E.(アラブ首長国連邦)です。現地の友人から送られてくる写真を日本の友達に見せても、にわかにそこがアラブの地だとは信じられない人が多いの程のビルやホテルの建設ラッシュです。隣国のカタールもドバイに追いつけとばかりに急速に開発がなされています。

 しかし、一方で観光統計では、ドバイは極度にリピート率が低いということも観光業界の人から指摘されています。U.A.E.やカタールに住んだことや行ったことがある人は、一様にその印象を人工的な街といいます。東京やN.Y.のような摩天楼を観に中東に行く必要も無いという人もいます。私自身も両国に行ったり、世界一高いビルの話題などを耳にすると"artificial"という言葉が常に頭をよぎります。(このことについては以前にも書きました。)


 伝統文化に対する取り組みも次第に起きて来ているようです。カタールのWeb Site、Qatarinfoに「伝統文化を蘇らせる伝統の家」というレポートが掲載されていました。このプロジェクト10年始めるのが遅いような気がしますが、異国の人からも知らない、持っていない魅力あるものがあれば、観光でも成功するのではないかと思います。もっとも現地の人は世界一の高さのビルとか、地球の縮図の埋め立て地の高級リゾートとか独自だと言うのかもしれませんが・・・


 古いものや伝統を守ることだけが魅力的なものを作ることだとは思いませんが、少なくとも高層ビル群よりは私には魅力的なのは確かです。現地に住んだことがある私にとっては、中東での生活や流れる時間というものがとても魅力的です。観光客にとって魅力的かどうがはわかりませんが、その面でも年に1回、数週間を過ごしに渡航したくなります。


 実はこの問題、日本の地方都市が抱える問題と酷似しているとも言えるのではないでしょうか。中東だけの話ではなく、世界共通の問題かもしれません。



投稿者 Bab : 2007年09月16日 02:17

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