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2006年04月16日

言葉の定義2

 英作文の講義の続きです。決して日本語学ではないです。

Q:次ぎの文章では、しめる:「閉める」 or とじる:「閉じる」のどちらを使いますか?

1. 寒いからそこの窓を(閉めよう/閉じよう)。
2. 机の引き出しがあいていたので(閉めた/閉じた)。
3. 目を(閉めて/閉じて)この曲を聞くと、懐かしい高校時代の光景を
  思い浮んでくる。
4. 試験開始時間から30分過ぎたら、門を(閉め/閉じ)られてしまう。
5. 彼は米寿を目前にして、その生涯を(閉めた/閉じた)。
6. 彼女はようやくその本を読み終えたようで、そっと本を
  (閉めた/閉じた)。
7. 結局後継者を育てることができず、彼は3代続いた店を
  (閉めた/閉じた)。
8. お茶っ葉の缶のフタはしっかり(閉めて/閉じて)おかないと、
  しけちゃうよ!
9. ツバメが羽を(閉めて/閉じて)桜の枝にとまっていました。
10. ポピーは夜になると花びらを(閉める/閉じた)。


<言葉の定義>
しめる【閉める】
1.訳語(equivalent)
 to close、to shut
2.定義(definition)
 窓や戸、引き出し、箱などの開いている部分を小さくして隙間をなくすこと。
 「閉じる」と違い、「半分閉める」とか「少し閉める」など閉める範囲を
 調整できます。

とじる【閉じる】
1.訳語(equivalent)
 to close、to shut
2.定義(difinition)
 1)門、扉、本、目、口、花など、開いているものを、もとの開いていない
  状態に戻すこと。そのものに備わっている、内と外を隔てるもの(戸、
  本の表紙、まぶた、唇、花びらなど)を使って、外とのつながりを絶つこと。
 2)「終わりになる」という意味でも使います。
 完全に0にするニュアンスです。


1. 寒いからそこの窓を閉めよう
2. 机の引き出しがあいていたので閉じた
3. 目を閉じてこの曲を聞くと、懐かしい高校時代の光景を
  思い浮んでくる。
4. 試験開始時間から30分過ぎたら、門を閉められてしまう。
5. 彼は米寿を目前にして、その生涯を閉じた
6. 彼女はようやくその本を読み終えたようで、そっと本を閉じた
7. 結局後継者を育てることができず、彼は3代続いた店を閉めた
8. お茶っ葉の缶のフタはしっかり閉じておかないと、
  しけちゃうよ!
9. ツバメが羽を閉じて桜の枝にとまっていました。
10. ポピーは夜になると花びらを閉じた


 なんか8番は微妙ですね〜。「閉める」でも「閉じる」でもいいような気がしますけど・・・
 ここでは、英語の単語を和英辞典で調べるだけでなく、英英辞典を使ってちゃんと単語の定義を調べて、正しい単語を使おうという先生の意図による問いかけだったのです。


参考・引用文献
 日本語使い分け辞典 新装版 Kodansha's Effective Japanese Usage Dictionary
 講談社



 

投稿者 Bab : 2006年04月16日 09:43

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