2007年10月04日
論文作成準備中
論文作成のため、アリエスの『子供の誕生』を読んでいます。この厚さならと思って手に取ったら、小さい字で2段組み。これはタフです。最近は卒論もなく、論文を作成しないで卒業する大学生もいるとのこと。企業に入ってからもいいトレーニングになると思うんですけどね。
夏休みの課題も終了しましたが、秋からはゼミ論の作成と卒論の準備に入らなければなりません。いよいよ大学らしくなってきました。その一方で、3年生向けの就職活動の情報がかなり出回り始めました。最初の大学の時は、4年生の4月から就職活動を始めましたが、随分と早くなっている印象があります。
2007年08月15日
家族・親子関係の書籍(1)
最近、いろんな方のブログを拝見していて、家族の中の夫と妻の役割を会社経営の組織に例え、妻はC.E.O.であるなんていうのを見かけました。なかなか面白い考えだと思いましたが、我が実家は父がお金の使い方や教育方針も決めていましたし、実際の預貯金や保険ややり繰りのかなりの細かい所まで自分でやっていたようです。家族も子どももそれぞれということでしょうか。
そんな訳で、教育学的なカテゴリーで、家族や親子関係に関する書籍で山田昌弘氏の著作を紹介致します。これは教育学概論で参考図書として挙げられていたものです。
『家族本40―歴史をたどることで危機の本質が見えてくる 』(Best Selection)
『パラサイト・シングルの時代 』(ちくま新書)
『近代家族のゆくえ―家族と愛情のパラドックス』
『家族というリスク』
山田昌弘書籍書評
2006年09月04日
なかなか見つからないロシア関連書籍
ロシア関連のレポートを提出しなければならないのですが、関連する書籍というのがなかなかありません。昨日、八重洲ブックセンターと丸善に行ったのですが、学術的な本はなかなかみつかりません。恐らく、それほど売れないから在庫していないのでしょうね。
こういう時には、OPACという大学の図書検索サービスが役に立ちます。しかし、考えていることはみんな一緒。残念ながら既に貸し出し中です。最初の大学の時には、マル経の申し子のような先生が何人もいましたが、最新のロシア研究の文献量はどの位あるのでしょうか!?意外と少ないのでしょうか??
北方領土返還、拿捕の問題など解決しなければならないことは残っており、早急の解決が必要ですが、エネルギーを中心としたロシアとの関係は今後は増えていくことでしょう。それによって、文献も増えていくのでしょうね。
2006年07月28日
教育関連参考文献紹介2 教育学・教育入門(2)
またまた、参考文献紹介で済ませてしまそうという魂胆・・・復習ができていません。本も読まなきゃいけないんですが、読めてない。まずは宿題なんです。
『エミール(上中下)』、J.J. ルソー、岩波文庫
『ルソーエミール入門』、吉沢昇ほか編著、有斐閣新書
『民主主義と教育(上下)』、J. デューイ、岩波文庫
2006年07月20日
教育関連参考文献紹介1 教育学・教育入門(1)
レポートの締め切りに追われているので、手抜き更新です。教育学の概論・基礎や教育入門の先生指定の必読文献の一部を紹介致します。夏休みは本を沢山読まなければなりません。指定されている必読書が有り過ぎです!!
『教育学を学ぶ』、為本六花治、柴田 義松ほか編著、有斐閣
『教育の原理 (1) 』、堀尾 輝久、寺崎昌男ほか編著、東京大学出版会
『教育の原理 (2) 』、稲垣 忠彦ほか編著、東京大学出版会
『教育入門』、堀尾輝久、岩波新書
2006年03月26日
アースダイバー
中沢新一というとちょっとキザな学者で、浅田彰と共に20年前ぐらいに新しい風を作った人でした。あの頃は、学者っていうのは意外と格好いいものだと思っていました。
アースダイバーという本は、思いっきり端折って申せば、縄文時代の地図から今の東京を眺めてみるというもの。縄文時代の岬や入り江などと現代の東京の街の特徴との関連性に言及して、独自の仮説を打ち立てています。
良悪半々の評価のこの本ですが、確かに学術的な仮説の論証がなされていないとか、歴史的経過というものを無視しているということはありますが、東京という都市を改めて違う視点で見ることができ、とても面白い本でした。東京のど真ん中に住んで、日常至極当たり前のように往来し生活していますが、自分の視点が変わっただけで、何だか街が生き生きと昨日までとは別のものに見えてきます。
批評される本というものはとても価値があると思います。この本のように比較的分かりやすい言葉で書かれ、「なぜだろう」「なるほど」「いやそれはどうかな」と読者がリアクションのとれる本は、次へもっと知りたいと思わせてくれます。
いよいよ桜の季節です。日中はとても暖かく散歩が気持ちがよくなりました。昼間は一駅くらい先に降りて、春を感じながらゆっくり街を眺めながら歩くのがとても楽しい季節です。
2006年01月21日
より道して読書ー岡本太郎
忙しい時になると、本を読みたくなったり、料理を作りたくなる私ですが、この度もレポートの期限が迫っているにもかかわらず、きっちり自炊を日に3回して、レポート用の本でなくて別の本を読んでます。悪い癖ですが、責任を取るのは自分、きっと最後に苦しむのでしょう。
読んだ本というのが、岡本太郎の『自分の中に毒を持て』という本です。とても元気が出ると同時に自分に活を入れることができる本でした。一気に4時間ほどで読み切りました。パワーが減退していた自分にとって出会うべくして出会った本だという気持ちです。
岡本太郎というと私の歳以上の方にとっては、「芸術は爆発だ!」という言葉が印象的で、中にはちょっと変わった人という印象を持っている方も多いのではないかと思います。私も最初はそうでしたし、特に地元の蕎麦屋の何軒かで彼が箸袋や色紙に字を書いていたことは知っていて、どうしてだろうと不思議に思っていた程度でした。建築関連の本を以前読んだ時に、岡本太郎は縄文文化に関心を持っていたことを知り、興味を持ちました。縄文土器が彼の創作の一つの源になっていたそうです。
「偶然、上野の博物館に行った。考古学の資料だけを展示してある一隅に何ともいえない、不思議なモノがあった。ものすごい、こちらに迫ってくるような強烈な表現だった。何だろう。−−−縄文時代。それは紀元前何世紀というような先史時代の土器である。驚いた。そんな日本があったのか。いや、これこそ日本なんだ。身体中に血が熱くわきたち、燃え上がる。すると向こうも燃えあがっている。異様なぶつかりあい。これだ!まさに私にとって日本発見であると同時に、自己発見でもあったのだ。」
ー岡本太郎著「画文集・挑む」1977年
「激しく追いかぶさり重なり合って、隆起し、下降し、旋回する隆線文、これでもかこれでもかと執拗に迫る緊張感、しかも純粋に透った神経の鋭さ、常々芸術の本質として超自然的激越を主張する私でさえ、思わず叫びたくなる凄みである。」
ー岡本太郎著「みずゑ」1952年2月号「縄文土器論」
この火焔土器というのが私の地元周辺でしか出土しないものです。岡本太郎もその関連で地元を訪ねたことがあったそうです。
火焔土器は、その躍動感のある造形はまさに情熱や血のたぎりを感じさせるうねりを持っています。火焔土器だけでなく、他の地域で出土する縄文土器からも呪詛がゆえか何かわかりませんが、濃い熱い思いやたぎりを感じることができます。土偶などもそうですが、その時代の独特な自然観、人間観、宇宙観のようなものを感じます。うまく表現できませんが、一度実物をご覧になってみて下さい。上野の国立博物館で見ることができます。
地元ではそれが当たり前のように博物館にあったし、小学校時代には10分位歩いて山に行って地面を掘れば、簡単に土器が出てました。そのためか、地元に居た時は、実はそれほど感動を覚えなかったのですが、他の土地や海外に出ることで、日本ということを改めて意識するようになって、縄文のその独自性と異質性を感じるようになりました。
岡本太郎は土器だけでなく、ねぶたの鮮やかな彩りの絵図などに現代に連なる縄文の血を感じ取っていたようでした。このような鋭い感性は天性のものだけでなく、民俗学や社会学や哲学を勉強していたことにより磨かれていたのでしょう。
テストが一段落したら、川崎の岡本太郎美術館に行こうと思います。まずは、レポートのためにシュタイナーを読みます。
この顔、ホント迫力があります!
↓
参考URL
火焔土器ギャラリー
岡本太郎書籍書評集
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2006年01月20日
復刻版
家に閉じこもっていてもしようがないので、体を動かすべくレポート用の本を買いに出掛けました。ついつい衝動買いをしてしまい。気づいたら11冊も買ってしまいました。すぐに読む訳でもないのに・・・でも、本は出会った時が買い時とばかり、気に入った本はなるべくその時に買うようにしています。
うれしいことが一つ!なんと絶版になっていたデュルケムの『集教生活の原初形態』がなんと復刻されているではないですか!!この本は大学3年の時のゼミの夏期合宿の発表の際に読んだ本です。昨年も授業で紹介されていて、懐かしく思っていました。第1刷は1941年ということで、まだ戦前の頃の本です。
どうやら最近岩波文庫はいろんな古典などを中心に復刻をしているようです。『集教生活の原初形態』も昨年の夏に復刻されていたようです。知りませんでした。
これを機会に昔、手に入らなかった本などを探してみようと思っています。
『宗教生活の原初形態』 エミル・デュルケム 岩波文庫